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2015.05.20
本と出会う読書サロン 第10期オープニングイベントを開催しました! |
5月19日(火)、「本と出会う読書サロン」第10期の
スタートとして、新規メンバー募集を兼ねた
講演会「店長に聞く 書店のはなし、本のはなし」
を開催しました。
講師は、八重洲ブックセンター本店店長の細田英俊さんです。
東京・八重洲、東京駅の目の前という
文字通り東京の中心にそびえる大型書店の店長という仕事について
また、書店や本への思いを語っていただきました。
「そんなに熱心に読書をする子どもではなかったですね」
と謙遜しながらも、本に縁の深い子ども時代を送ってきた細田さん。
偶然にも、現在の職場である八重洲ブックセンター本店が
開店した1978年、高校生だった細田さんは
オープン3日目には、もう足を運んでいたそうです!
倉敷店、葛西店、上大岡店…と各支店で経験を積んで
2011年、本店店長に就任しました。
以来、ほとんど使われていなかったという8階イベントスペースで
多彩なゲストを呼んでほぼ毎日イベントを開催したり
店内各所でパネル展示を展開し、リアルタイムな特集を組んだりと
書店に人を呼び、さらに本を手に取ってもらう工夫を続けています。
さらに、本店ビル屋上で養蜂を行い「八重洲ハチミツ」として
売り出すなど、地域に根ざしたコミュニケーションの場としての
書店づくりも行っています。
お話しの中で、細田さんおすすめの本もご紹介いただきました。
『本屋の雑誌』(本の雑誌編集部/本の雑誌社)や
八重洲ブックセンターと東京堂書店神保町店でしか買えない
宮城谷昌光さんの作品集『うみの歳月』私家版など
本・書店への思いがあふれるチョイス!
「ぜひ、本屋に足を運んで、自分に合う好きな書店、
自分に合う担当者の作る好きな棚を探してみてください」
この日は、すでに読書サロンに参加している方々に加え
書店や出版の現場で働いているという方々にも
多くご来場いただきました。
「本屋さんの本音を聞けた」
「本に対する細田さんの思いが伝わった」
「書店を、どのように魅力的な場所にしようとしているかよくわかった」
などの声をいただくことができました。
細田さん、ありがとうございました!
「本と出会う読書サロン」では、第10期メンバーの募集を行っています。
詳しくはコチラをご覧ください。
Posted at:17:40