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2015.08.05
「夏のわくわく課外授業」レポート①【理科】 |
千代田図書館で、小学4~6年生とその保護者を対象に行う
夏休み恒例のイベント「夏のわくわく課外授業2015」がスタートしました!
今回は、理科の授業風景をレポートします♪
◆◆7月20日 理科①◆◆
「お天気の教室 in 科学技術館」
今年の理科は2日間の特別授業。
1日目は、北の丸公園内にある科学技術館で
科学技術館の学芸員で気象予報士の
荻野 亮一さんを先生にお迎えして「お天気の教室」を行いました!
この日はお天気のしくみを知るための実験がいっぱい。
コンロで空気を暖めると、その上のビニール袋がふくらんでいきます。
「空気は暖められると、軽くなって浮いていく」ということを知る実験。
これは空気をパンパンに入れたペットボトルの空気を抜くと、
中の温度に変化があるかを見ているところ。
空気を抜くと、中の温度が下がることがわかりました。
この他にも、いくつもの実験から
「まわりの気圧がさがると、空気の温度が下がって
空気中の水蒸気が水や氷の粒に変わる」という
雲ができるしくみを知ることができました!
しくみを理解したら、いよいよペットボトルの中に
雲をつくる実験のはじまり!
自転車の空気入れで、フタが飛ぶまでボトルに空気を入れます。
ポン!とフタが外れた瞬間に、ボトルが白く曇ったのがわかりますか?
これと同じ実験が、手で絞れる柔らかいペットボトルを使うともっと簡単にできます。
フタをしてペットボトルをぎゅっと絞って一気に手を離すと
一瞬でボトルの中に白いもやもやが。
みんなもさっそく手に取って、自分の手の中で雲をつくる実験を楽しみました!
次は日本列島を取りかこむ「気団」の話。
日本の上空で、性質の違う空気のかたまりが
押し合いへし合いして、夏らしい天気や冬らしい天気を作ります。
気温、気圧、風の向き…お天気を決めるたくさんの要素を知って
天気図を書くことにもチャレンジ!
授業の最後は、身近な材料で作れる風向風力計の工作です。
ちょっと難しいところは親子で力を合わせて、
みんな熱心に取り組んでいました。
楽しくお天気のことが学べた、盛りだくさんの授業でした!
荻野先生、科学技術館のみなさん、ありがとうございました。
◆◆7月30日・31日・8月4日 理科②◆◆
「調べ学習 in 千代田図書館」
理科の2日目は千代田図書館での授業。
1日目の参加者を3日に分けて、千代田図書館のレファレンジャーといっしょに
図書館を使った調べ学習を行いました。
1日目の授業で興味を持ったこと、調べたいことを
図書館の資料を使いながら調べるにはどうしたらいいの?
夏休みに千代田図書館や四番町図書館に出動して
子どもたちの調べものをお手伝いしているレファレンジャーが、
図書館の本の分類や、百科事典や年鑑の使いかた、
本の探しかたを教えていきます。
調べたことをまとめたり、発表するときに大切な
奥付の見かたや出典の書きかたも忘れずに!
みんなそれぞれに調べるテーマを決めたら、授業の後半は
「調べるカード」を使いながら調べ学習の実践です!
レファレンジャーとペアになって、みんな思い思いに調べものをしました。
終了時間を過ぎても、図書館に残って調べものをする子も。
調べかたや本の使いかたがわかると、図書館がますます楽しくなりますね♪
これからも、「なぜ?」「知りたい!」が出てきたら、
ぜひ図書館へ来てくださいね。
ご参加いただいた皆さん、おつかれさまでした!
「夏のわくわく課外授業2015」は、音楽、国語と続きます。
残りの2教科は、まだお申込みも受付中です。
詳しくはコチラをご覧ください。
Posted at:17:20