区内大学からの図書館実習生に密着レポート!

千代田図書館では、8月31日から2週間にわたり、

区内にある共立女子大学専修大学明治大学の3校から

各1名の図書館実習生を受け入れました。

 

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こちら(写真上)は実習2日目、貸出・返却のカウンター業務体験のようす。

資料の整理、配架にレファレンスカウンターでの対応など

さまざまな図書館内の業務だけでなく、区立小学校への読書支援

区内企業へのビジネス書出張展示にも同行するなど

千代田図書館ならではの、幅広い仕事を体験していただきました。

 

実習の最終日には閉架書庫での実習も。

ここには図書館の本棚に並びきれない資料が

保存されているだけではなく、古書販売目録コレクションや

内務省委託本、一橋・駿河台図書館業務資料といった

千代田図書館ならではの貴重な資料があります。

 

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実習生が手にしている古書販売目録は、古書店の販売カタログ。

おもに明治から昭和にかけて、どのような古書がいくらで取引されていたか

当時の古書販売の動向を知ることができます。

 

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今秋からの展示を待つ、一橋・駿河台図書館業務資料

大正時代の図書館業務日誌など、まだ研究中の資料を

展示での公開より一足早く見ることができました!

 

そしてこの日、実習の総まとめとして

今まで体験した図書館の仕事を振り返りながら

公共図書館の持つ機能や役割について、司書によるレクチャーを受けました。

 

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公共図書館の持つ、大きな役割のひとつが児童サービス

実習生の皆さんには、期間中に赤ちゃん向けおはなし会の見学もしていただきました。

赤ちゃんの発達に合わせて絵本を選ぶのに重要なことは?

実際に本を手に取りながら、司書の目線での絵本選びについてお話ししました。

 

おはなし会の他にも、千代田図書館では月に一度

千代田保健所に出張して、赤ちゃんを持つお母さんへの読書支援

「ブックスタート」も行っています。

(詳しくは→コチラの記事をご覧ください)

 

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図書館の運営に欠かせない本の購入、選書についてもお話しします。

利用者の要求(ニーズ)に合った本か?

図書館の資料収集方針に合った本か?

地域の公共図書館として適した本か?

様々な条件に、司書の知識や経験もあわせて

本の価値を見極めながら選書をしていることを知っていただきました。

 

実習中、館内の様々な仕事をひたむきに行う姿が印象的だった実習生の皆さん。

仕事を知って、体験することで、

図書館をより身近に感じていただけたのではないでしょうか?

 

これからも、千代田図書館はもちろん、地域の図書館や大学図書館など

さまざまな場面で図書館を活用してくださいね。

実習生の皆さん、おつかれさまでした!

Posted at:14:40