コンシェルジュ通信Vol.5:神保町のブックカフェ「チェッコリ」

今回は、今年7月にオープンした韓国専門ブックカフェ「チェッコリ」をご紹介します。

「本と街の案内所」の2軒隣のビルにあるので、

お店への行き方などお問い合わせも多く、ずっと気になっていたお店です。

 

 

 

ビルの3階にたどり着くと、お店のロゴ看板が目にとびこんできます。

入口から客席までのスペースには、月替わりで特集コーナーが設けられていて

つい、足をとめて見入ってしまいそう!

9月は猫の本特集でした♪

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そしてこの日は、ふだん翻訳のお仕事をしている店長の「ふる」さんが

「こんにちは!アニョハセヨ~」と、カウンターから元気に出迎えてくれました。

店長は交代制で、日本在住の韓国の方や、韓国に留学・在住経験がある日本人など、

両国の言葉でコミュニケーションがとれる方がつとめているのだとか。

 

店内は、書棚が客席をぐるりと囲むつくりになっています。

明るくておしゃれな内装は、日本にも留学経験のある韓国のデザイナーが手掛けたもの。

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書棚には、韓国語の原書日本語訳の新刊・古書がそろっています。

歴史、文学、芸術、児童書、料理、語学など、ジャンルも充実していて、

特に料理や語学などの実用書コーナーは人気があるのだそう。

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また、お子様連れの方がじっくり本選びをしていた児童書コーナーには

カラフルで可愛らしい挿し絵の絵本がたくさん!

こうして、棚で気になった本を見つけたら客席でゆっくり読むことができて、

欲しい本はその場で購入できます

お店にない本は韓国から取り寄せてもらうこともできます。

 

そしてなんといっても、本を読みながらいただけるドリンク&スイーツが

ブックカフェの楽しみのひとつ!

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チェッコリでは、コーヒーやアルコール飲料のほか

体にやさしい効果が期待できる3種類の韓国茶が用意されています。

中でも五味子茶(オミヂャチャ)は、飲んだ人の体調によって

甘味・酸味・苦味・辛味・塩味など味わいが変わる不思議なお茶とうかがって

早速チャレンジしてみることに。

クセがなく飲みやすい味で、フルーティな甘酸っぱさを強く感じました。

(老廃物とストレスをため込んでいるらしいです!)

 

お茶といっしょにいただいたパッペギは韓国の伝統菓子のひとつで、小豆を使ったお餅。

甘さひかえめでモチモチの食感、とても食べ応えのある一皿でした。(写真左)

 

 

お茶をいただきながら、本の街・神保町に出店した理由をうかがってみました。

「まずは、神保町が本の街である、ということ。

 そして、本が好きな人の集まる街で、

 韓国の文化に興味のある方から初めて触れるという方まで、

 幅広い層の方に親しんでもらいたいという思いがあったんです」

 

神保町に出店してすぐに、他の書店から案内されたという方もいて、

その情報網の素晴らしさに驚いたそうです。

「仲間の輪に入れていただけたようで、うれしくなりました」

神保町の古書店や新刊書店はお互いを認め合って、助け合っているのですね。

 

さまざまなお客さまが思い思いに過ごす様子を眺めながら、

この空間が、本の街・神保町の雰囲気になじんでいくまで

それほど時間はかからないのだろうなと感じました。

みなさんもぜひ、チェッコリに足をお運びください!

チェッコリ

【所在地】 神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階

【営業時間】 火曜日~土曜日:12:00~20:00

【定休日】 日曜日、月曜日

詳しくは→コチラ

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Posted at:13:30