カテゴリー
アーカイブ
最近の記事
2017.09.06
コンシェルジュ通信Vol.29:読書の秋。食欲の秋。神田巡り。 |
暑さも落ち着き、秋が近づき始めた今日この頃。
神田地区では11月4日(土曜日)・5日(日曜日)に開催される
日本最大級のカレーの祭典 神田カレーグランプリに先駆け
神田カレー街食べ歩きスタンプラリーが始まり
一段と賑わいを増す活気溢れる季節になりました。
神田地区では昔から専門店以外でも
カレーをメニューにする店舗が多く
今では400店以上のカレー提供店が集まり
日本のカレーの聖地と呼ばれています。
カレー提供店が多い理由については
諸説あるようですが
学生の街として知られる神田神保町では
食事をしながら本を読む人が多く
片手で食べられるカレーが人気になった
という話をよく聞きます。
本とカレーの街らしい謂れですよね。
そして、そんなカレーの聖地を食べ歩くスタンプラリーも
2014年にスタートして今年で4回目。
街全体の取り組みとして年々盛り上がりを見せ
当初は53店舗だったラリー参加店は88店舗に増えました。
そこで今年はカレーの聖地神田巡礼88箇所巡りと題して開催。
スタンプラリーには4つのコースがあり
8月23日(水曜日)~11月30日(木曜日)の100日間に
エントリーしているカレー店(コースごと)と
4箇所の展示スポット(必須)でスタンプを集めると
制覇したコースに応じて神田カレーマイスターの称号を得られます。
今年は通常のスタンプラリー形式以外にも
専用アプリをダウンロードすれば
スマートフォンでも簡単にスタンプ集めができます。
また4箇所の展示スポットでは各施設の特色を活かした
カレーに関連する企画展示を開催中。
私たち千代田図書館コンシェルジュが出張している「本と街の案内所」がある
小学館ギャラリーBH神保町も展示スポットの1つ。
料理関連の書籍を多く持つ古書店(悠久堂書店、澤口書店、
高山本店、鳥海書房)のご協力のもと
「カレーにまつわる本」を展示紹介しています。
1956年出版、スパイスの歴史が記された『東西香薬史』や
日本で初めてカレー粉の製造に成功した
ヱスビー食品の創業者山崎峯次郎が残した『香辛料』など
古書店ならではの書籍も見られますよ。
興味のある書籍を見つけたら、ぜひ古書店へ足を運んでくださいね。
※小学館ギャラリーでは書籍の販売は致しておりません。
さらに10月27日(金曜日)からは、神保町の表通りを中心に
年に一度の大バーゲン 神田古本まつりも始まります。
心とお腹を満たすべく本とカレーの街 神田神保町で
読書と食欲の秋を満喫してはいかがですか。
神田カレー街 公式ガイドブック2017 配布中
配布場所:スタンプラリー参加店舗、JR御茶ノ水駅、JR神田駅、
東京メトロ各駅、千代田区内行政施設、書店など
※ガイドブックは数に限りがありますのでお早めに。
Posted at:10:20