コンシェルジュ通信Vol.29:読書の秋。食欲の秋。神田巡り。

暑さも落ち着き、秋が近づき始めた今日この頃。

神田地区では11月4日(土曜日)・5日(日曜日)に開催される

日本最大級のカレーの祭典 神田カレーグランプリに先駆け

神田カレー街食べ歩きスタンプラリーが始まり

一段と賑わいを増す活気溢れる季節になりました。

 

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神田地区では昔から専門店以外でも

カレーをメニューにする店舗が多く

今では400店以上のカレー提供店が集まり

日本のカレーの聖地と呼ばれています。

 

カレー提供店が多い理由については

諸説あるようですが

学生の街として知られる神田神保町では

食事をしながら本を読む人が多く

片手で食べられるカレーが人気になった

という話をよく聞きます。

本とカレーの街らしい謂れですよね。

 

そして、そんなカレーの聖地を食べ歩くスタンプラリー

2014年にスタートして今年で4回目。

街全体の取り組みとして年々盛り上がりを見せ

当初は53店舗だったラリー参加店は88店舗に増えました。

 

そこで今年はカレーの聖地神田巡礼88箇所巡りと題して開催。

 

スタンプラリーには4つのコースがあり

8月23日(水曜日)~11月30日(木曜日)の100日間に

エントリーしているカレー店(コースごと)と

4箇所の展示スポット(必須)でスタンプを集めると

制覇したコースに応じて神田カレーマイスターの称号を得られます。

 

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今年は通常のスタンプラリー形式以外にも

専用アプリをダウンロードすれば

スマートフォンでも簡単にスタンプ集めができます。

 

また4箇所の展示スポットでは各施設の特色を活かした

カレーに関連する企画展示を開催中。

 

私たち千代田図書館コンシェルジュが出張している「本と街の案内所」がある

小学館ギャラリーBH神保町も展示スポットの1つ。

 

料理関連の書籍を多く持つ古書店(悠久堂書店、澤口書店、

高山本店、鳥海書房)のご協力のもと

「カレーにまつわる本」を展示紹介しています。

 

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1956年出版、スパイスの歴史が記された『東西香薬史』や

日本で初めてカレー粉の製造に成功した

ヱスビー食品の創業者山崎峯次郎が残した『香辛料』など

古書店ならではの書籍も見られますよ。

 

興味のある書籍を見つけたら、ぜひ古書店へ足を運んでくださいね。

※小学館ギャラリーでは書籍の販売は致しておりません。

 

さらに10月27日(金曜日)からは、神保町の表通りを中心に

年に一度の大バーゲン 神田古本まつりも始まります。

 

心とお腹を満たすべく本とカレーの街 神田神保

読書と食欲の秋を満喫してはいかがですか。

 

 

神田カレーグランプリ公式サイト

 

神田カレー街 公式ガイドブック2017 配布中

配布場所:スタンプラリー参加店舗、JR御茶ノ水駅、JR神田駅、

東京メトロ各駅、千代田区内行政施設、書店など

※ガイドブックは数に限りがありますのでお早めに。

 

神田古本まつりのご案内(BOOK TOWNじんぼうHP)

Posted at:10:20