「夏のわくわく課外授業2017」レポート②【理科】

千代田図書館の夏休み恒例イベント

「夏のわくわく課外授業2017

今回は、理科の授業風景をお届けします。

 

◆◆8月17日 理科◆◆

「水のふしぎを調べてみよう」

 

理科の授業を担当してくださったのは、

日頃、子どもたちに水の大切さや、水を育む森や自然の大切さを伝える

活動に携わっている、梅原真幸(うめはら・まさき)さんです。

 

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「今日、水を使ったひと~」

「はーい」

 

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は私たちの生活に欠かせない、身近なものです。

そんな水の持つ力について、実験や工作を通して学んでいきます。

 

まず最初の実験。

水をコップいっぱいに注ぐと、ふちより上までもりあがっても

なかなか水がこぼれません。

これは、水がちいさくまとまろうとする表面張力のはたらきによるものです。

どのくらいまでこぼれずにいられるか

そーっとビー玉をひとつずつコップに落としてみました。

 

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表面張力を学んだら、次は工作です。

表面張力を利用した絵画技法、マーブリングにみんなで挑戦です!

 

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水を張ったバットに専用の絵の具を少したらし

竹ぐしの先に界面活性剤(食器用洗剤を水でうすめる)をちょっとつけ

水面に広がった絵の具に触れます。

すると、界面活性剤が表面張力のはたらきを弱め

絵の具がはじかれて水面にひろがって動きます。

それをくりかえすとマーブル模様ができてきます。

 

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模様ができた水面に紙をのせると・・・

きれいに模様がうつりました!

 

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あれ?イメージしていたものとちょっと違う?

さっきと同じ模様を作りたいのに、できないなぁ。

先生、なんでですか?

「この中の水は止まっていないんだよ。ずっと動いているから、

紙を乗せる瞬間まで模様は変わりつづけます

毎回予想できない作品が出来上がることを楽しんでくださいね」

 

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みんなマーブリングに夢中になり、あっという間の90分でした。

みなさんの楽しそうな姿を見ていたら、私もやってみたくなりました。

先生にコツを教えてもらったので、みなさんにもお教えします!

 

絵の具をたらす前に、バットの中の水のゴミをきれいにとりのぞくこと。

新聞紙できれいにとれるそうですよ。

 

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また、絵の具は時間がたつと沈んでいくので、なるべくはやく紙に写すこと。

そうすると絵の具がしっかり紙にうつり、水が汚れにくくなり

繰り返し同じバットの水で作品をつくれるそうです。

コツをつかむときれいな作品がつくれる上に環境にもやさしい!

一石二鳥ですね♪

梅原先生、ありがとうございました!

 

千代田図書館9階の第2展示ウォールでは、

9月1日(金曜日)から23日(土曜日・祝日)まで

「夏のわくわく課外授業2017の授業レポートを展示します。

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Posted at:11:25