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2018.09.18
千代田図書館に区内大学から図書館実習生が来てくれました! |
千代田図書館では、毎年区内の大学から図書館実習生を迎えています。今年は法政大学、大妻女子大学からそれぞれ1人ずつ、2名の実習生が来てくれました。
今回の「ちよぴたブログ」では、実習生が10日間の実習期間で体験した図書館にまつわる様々な仕事をご紹介します。
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実習初日、午後の研修の一コマ。この研修では図書館の資料について学びました。
図書館の書棚に並べられる資料は、その内容やテーマなどをもとに分類されており、公共図書館・学校図書館・企業の図書館などそれぞれの利用者に合わせた並べ方や配置の「決まり」を持っています。
大学で図書館について学ぶ2人ですが、実習にあたり、まずは千代田図書館の資料の並べ方や特色ある書棚などを覚えることから始めました。
多くの図書館では文庫本や新書、調べ物に使われる参考図書や地域資料などがその他の本と分けて並べられることが一般的です。千代田図書館ではこれらに加えて、千代田区にゆかりのある文学者の資料や出版にまつわる本棚の資料などを分けてまとめ、特色ある書棚を作っています。
館内の配置がわかってきたところで、配架の実習が始まりました。図書館に返却された資料をもとの場所に戻し、次に利用する方が手に取りやすいように書棚を整えていきます。
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また別の日には、企画展示の関連講演会「南極における気象観測の変遷」の会場設営や来場者受付をお手伝いしました。
図書館のフロア内の一角を使っての講演会というのは、千代田図書館らしい催しです。
実習生にとって、新鮮な体験になったのではないでしょうか?
(講演会当日のようすは→コチラ)
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そして実習も終盤にさしかかった9月13日(木曜日)には、千代田図書館10階で毎月第2木曜日に行っている赤ちゃん向けおはなし会で、赤ちゃんと保護者に向けた絵本の読み聞かせやわらべうたに挑戦しました!
司書からレクチャーを受け、読み聞かせやわらべうたの練習をしてきた2人。当日の朝まで練習を重ねておはなし会に臨みます。
開館前、参加する赤ちゃんがゆったり座れるように子ども室にマットを敷くことからおはなし会の仕事は始まります。
いよいよおはなし会の始まり!この日も多くの方が参加してくれました。
初めは少しだけ緊張しているかな?という2人でしたが、赤ちゃんと一緒にわらべうたや手あそびを楽しみ、絵本を読み始めるころにはリラックスしたようす。
今回は、『いないいないばあ』(松谷みよ子/文、瀬川康男/絵、童心社)と『くだもの』(平山和子/作、福音館書店)をそれぞれ読みました。
明るくはっきりと、子ども室の後ろまで声を届かせるように絵本を読むことができました♪
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実習生には、今回ご紹介した仕事のほか、図書館に欠かせない仕事を広く体験していただきました。
実習生のお2人、おつかれさまでした!
Posted at:15:00