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2019.01.24
日比谷図書文化館コンシェルジュ通信Vol.12 冬の日比谷公園を楽しもう! |
早いものでもう1月も後半となりました。
日比谷図書文化館コンシェルジュ通信としては、今年最初の記事となります。
今年も当館ならではの情報をお届けしてまいります。
寒さも日に日に厳しくなってきました。
雲形池の鶴の噴水から、つららが下がる光景は日比谷公園の冬の風物詩。
以前、ニュースなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
今年も氷点下4度程度になると、鶴の噴水から下がるつららが見られるかもしれません。
寒いのは辛い。でも見たい。複雑な心境です。
ちなみにこちらは2016年 2月に撮影した鶴の噴水から下がったつらら。見事です。
さて、そんな日比谷公園。
さすがに寒さが厳しい1月は園内で開催されるイベントはほとんどありません。逆に言えば、静かな公園の散策を楽しむには格好の季節です。
でも、やっぱり寒い!
そこで今回はそういう時におススメしたい
日比谷公園内にある無料で楽しめるあったかスポットをご案内します!
◆名前は【スポーツステーション&カフェ】ですが、
「スポーツステーション&カフェ」はスポーツしなくても使えます!
昨年11月にオープンしましたこちらの施設。
「公園から心身ともに健康的なライフスタイルをサポートする」をコンセプトに、アシックスと東京都公園協会が管理・運営しています。
ランニング時に利用できるロッカールームを備えた「ランステーション機能」と、「美と健康をサポートするカフェ機能」を併せ持った施設です。
館内のスポーツギャラリーには、現在、1964年東京オリンピックにまつわる品々や、リオ五輪・平昌五輪のユニフォームなどが展示されています。
公園の無料休憩所としても開放されていますので、飲食持ち込みでのご利用も可能。もちろん、温かい飲み物や食べ物もご注文いただけます。
大きなガラス窓から公園を眺めながら、ほっと一息されてはいかがでしょうか。
次にご紹介する3つのスポットは「緑と水の市民カレッジ」内にある施設です。
◆意外に穴場? 緑と水の市民カレッジ内のワーク&スタディルーム
「HIBIYA PARK BIZ」
こちらも昨年11月にオープンしました。
日曜日・祝日・年末年始を除く午前9時~午後5時に開館しています。
全22席と少し小ぶりではありますが、カウンター電源席10席をはじめ、丸テーブル・ソファ席などもあり少人数での打ち合わせなどにも使い勝手がよさそうな施設となっています。
詳しいご利用方法はこちらからご確認ください。
◆公園や緑地に関する専門図書館
「みどりの図書館・東京グリーンアーカイブス」もオススメ
公園や緑地に関する古地図や絵はがき等の貴重な資料をはじめ、緑に関する雑誌や図書など約17万点が所蔵されている専門図書館です。
公園や緑に関しての調べものがあれば、当館と併せてお立ち寄りいただくことで、新たな発見があるのではないでしょうか。
◆みどりのiプラザでは企画展も始まりました。
「徳川三代将軍から、大名・庶民まで、花開く江戸の園芸文化-その保全と継承-」
【期 間】 開催中~3月1日(金曜日)
【場 所】 みどりのiプラザ(緑と水の市民カレッジ3階)
武士から庶民に至るまで、多くの人々に愛された江戸の園芸文化に関する展示です。
他にも緑と水の市民カレッジに向かう階段には、日比谷公園の懐かしい写真が、たくさん掲示されています。ご利用の際はぜひ併せてお楽しみください。
◆もちろん日比谷図書文化館も見どころあり!特別研究室にて企画展示が始まります
「広告で見る日本統治期台湾の商業地」
【期 間】 開催中~3月31日(日曜日)
【場 所】 特別研究室(日比谷図書文化館4階)
特別研究室所蔵の内田嘉吉文庫に残されている、日本統治期台湾関連本に掲載されたさまざまな広告をご紹介。
また、広告主の所在地を「火災保険特殊地図」上に示すことを試みた展示です。広告と地図から、かつての台湾の賑わいの街をご覧いただけます。
他にも図書フロアでの小さな企画展示や、日比谷カレッジも盛りだくさん。
詳しくは当館ホームページ「展示・イベント情報」からご確認ください。
寒い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
皆様のご来館をお待ちしています。
Posted at:12:00