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2010.03.10
レポート:読み聞かせスキルアップ講座② |
先週末、読み聞かせスキルアップ講座の第2回が開催されました。
悪天候の中、ほぼ100%の出席率!
今回のテーマは「ことばの音楽性」でした。
ことばの音楽性とは、どういうことを意味するのでしょうか?
リズム、繰り返し、韻、声の強弱・響き、声の表現・・・
様々な要素があるようです。
そしてそれによって、子どもは心地良さを感じたり、
安心感を得るのだそうです。
まずは“ちちんぷいぷい”を例にとって学びました。
ちちんぷいぷい・・・
皆さんは、この後に何と続けますか?
ちちんぷいぷい いたいのいたいの とんでいけー! でしょうか。
先生の時代は、
ちちんぷいぷい ごようのおたから とんでいけー! だったそうです。
(ごよう=おめでたい、五葉の松)
“ちちんぷいぷい”というときには、
子どもの顔をしっかり見たり、目を合わせたり、なでたり、
ということが大切です。
さらに、心をこめることで「声の表現」が、うんと変わってきます。
読み聞かせでも語りでも、たいせつなのは、
こころを通い合わせること、そしてこの、
音楽性(ことばを気持ちよく届けようという気持ち)です。
読み聞かせは、
「本」という手立てを通じて文化やこころを伝えることです。
だから「読み違えても、言葉に詰まってもいい」
という先生の言葉に、
勇気づけられた参加者も少なくなかったようです。
それでは今回はこのあたりで。
次回は、「ことばの音楽性」を学ぶための本や、
参加者が持参して読み聞かせをした本をご紹介します。
Posted at:17:33