レポート:読み聞かせスキルアップ講座②

先週末、読み聞かせスキルアップ講座の第2回が開催されました。

悪天候の中、ほぼ100%の出席率!

 

今回のテーマは「ことばの音楽性」でした。

ことばの音楽性とは、どういうことを意味するのでしょうか?

リズム、繰り返し、韻、声の強弱・響き、声の表現・・・

様々な要素があるようです。

そしてそれによって、子どもは心地良さを感じたり、

安心感を得るのだそうです。

 

まずは“ちちんぷいぷい”を例にとって学びました。

ちちんぷいぷい・・・

皆さんは、この後に何と続けますか?

ちちんぷいぷい いたいのいたいの とんでいけー! でしょうか。

先生の時代は、

ちちんぷいぷい ごようのおたから とんでいけー! だったそうです。

(ごよう=おめでたい、五葉の松)

 

“ちちんぷいぷい”というときには、

子どもの顔をしっかり見たり、目を合わせたり、なでたり、

ということが大切です。

さらに、心をこめることで「声の表現」が、うんと変わってきます。

 

読み聞かせでも語りでも、たいせつなのは、

こころを通い合わせること、そしてこの、

音楽性(ことばを気持ちよく届けようという気持ち)です。

 

読み聞かせは、

「本」という手立てを通じて文化やこころを伝えることです。

だから「読み違えても、言葉に詰まってもいい」

という先生の言葉に、

勇気づけられた参加者も少なくなかったようです。

 

それでは今回はこのあたりで。

次回は、「ことばの音楽性」を学ぶための本や、

参加者が持参して読み聞かせをした本をご紹介します。

 

Posted at:17:33