第2回学校図書館連絡会
~千代田区立の学校と千代田図書館学校支援司書の取り組みについて~

11月5日(月)に、千代田区立の学校の司書教諭と

千代田図書館学校支援司書による連絡会を開催しました。

 

連絡会.jpg

 

千代田図書館学校支援司書は、区内の学校や幼稚園・保育園などへ出向き、

児童や乳幼児とその保護者、各施設の教職員に対して読書活動の支援をしています。

 

今回の連絡会では、学校司書教諭と千代田図書館学校支援司書が、

学校ごとにどんな取り組みをしているのかを発表していただきました。

 

秋の読書週間中だったこともあり、

特色のある面白い取り組みの報告を聞くことができました。

その一部をご紹介します。

 

・給食のメニューや食材が出てくる本を紹介

・国語の授業で本の帯を制作

・葉の形をしたカードに読書感想を書いて木の幹に貼り、みんなで「読書の木」を制作

・卒業生である夏目漱石作品の暗唱コンテストの実施

・廃品色画用紙を利用してしおりを作成し、全校生徒に配布

・高学年生による低学年生への読み聞かせ

・本読みレシピ(幅広いジャンルの本を読むように作成したプリント)の配布 etc…

 

また、毎日の読書活動として「朝読書」の時間を設けている学校が多く、

本がいつも生徒の身近にあることが伺えました。

小学校で本に親しんでいると、中学・高校に進学してからも

本のある生活が日常となるようです。

 

今後も、子どもたちに読書の楽しさを伝えるために、

学校と図書館がさらに連携を深めていきたいと思います。

 

 

Posted at:09:00