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2013.06.25
お茶の水小学校「読書旬間」のおはなし会 |
千代田図書館の千代田区読書振興センターでは
区立の小中学校や幼稚園・保育園などの教育関連施設へ
司書を派遣しています。
そのひとつ、千代田区立お茶の水小学校では
春・秋・冬の3回、それぞれ10日間の
「読書旬間(どくしょじゅんかん)」を設け
児童の皆さんが本に親しみ、読書活動を充実させるための
取り組みを行っています。
今回、6月10日~21日の「春の読書旬間」の締めくくりとして行われた
千代田図書館の司書による「おはなし会」にお邪魔しました!
この日は1・2年生向けと4~6年生向けの2回のおはなし会が行われました。
2時間目の授業の時間、まずは4~6年のおはなし会です。
「はじめのおはなし」という短い素ばなしの次は
絵本『半日村』(斉藤隆介/作 岩崎書店)の読み聞かせです。
大きな山が村の後ろにあるせいで、半日しか陽が当たらない半日村。
村の子・一平は、そんな村のためにある行動を起こします…。
↑みんなおはなしに聞き入っています。
絵本のあとは、長崎弁の歌が楽しい手あそび「でんでらりゅうば」に
素ばなし『こすずめのぼうけん』(ルース・エインスワース/作 福音館書店)と続き、
最後は『落語絵本 じゅげむ』(川端誠/作 クレヨンハウス)です。
落語でおなじみの長い長い名前を、本に合わせてみんなで言ってみるのですが
文字を見なくても、すらすらと言える子が多くて驚きました!
続いて3時間目は1・2年生のおはなし会です。
こちらも「はじめのおはなし」から。
絵本は『ねこのくにのおきゃくさま』(シビル・ウエッタシンハ/作 福音館書店)です。
働き者だけど楽しみのない「ねこのくに」に不思議なお客様がやってきて…。
読んだ後、「このおはなしで、誰がどんなことに挑戦してたかな?」
司書の呼びかけに、元気のいい声がたくさんあがりました。
手あそびは「もしもしかめよ」です。
おなじみの歌に合わせて、ちょっと難しい手の動きに挑戦しました。
続いて、こちらでも素ばなし『こすずめのぼうけん』です。
1・2年生は、マイクを使わないおはなしにも
しっかり耳を傾けて、上手に聞けていました!
最後に詩「いろんなおとのあめ」(『へんなかくれんぼ』より 岸田衿子/作 のら書房)。
朗読に合わせて、いろんな雨の音をみんなの声で表現しました。
今回のような「おはなし会」のほかに
読書旬間中の給食には、図書室の本にちなんだメニューが出たり、
秋・冬の読書旬間では、お茶の水小学校の前身である
錦華小学校の卒業生・夏目漱石にちなんだ「漱石暗唱コンテスト」が開催されるなど
さまざまな読書への取り組みが行われています。
(「漱石暗唱コンテスト」についての過去の記事はコチラ)
お茶の水小学校の皆さん、ありがとうございました!
今後も、千代田区内の各学校の読書活動について
このブログでご紹介していきます♪
Posted at:09:00