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2013.08.12
「夏のわくわく課外授業」レポート①【国語】【理科】 |
千代田図書館で、夏休みの小学4~6年生とその保護者を対象に行う
「夏のわくわく課外授業」が今年もスタートしました!
今回は、8月3日に行われた国語と
8月7日に行われた理科の授業風景をレポートします♪
◆◆8月3日(土)国語◆◆
「遊んで学ぶ 漢字の世界」
「国語」の先生は、福井県で中学校教諭をされている
今村公一さんです。
授業はまず古代文字クイズからスタート!
絵のようにも見える古代文字が、何を表しているかわかるかな?
次に、紙コップや厚紙を使って漢字ゲームを作ってみましょう!
これは、紙コップ漢字ルーレット。
紙コップを2つ重ね、上のコップに四角い窓を2つ切り抜きます。
窓の外に「へん」、中に「つくり」を書けば
くるくる回して、共通の部首を持つ漢字が学べます。
他にも、この窓に古代文字とその文字の表す意味をそれぞれ書いて
古代文字の意味を当てるゲームを作ったり…。色々な勉強に活かせそうです。
こちらは漢字ジグソーパズルを作っているところ。
上と下、右と左に分けられる漢字をカードに書き込んでいきます。
正方形の4つの辺に、すべて漢字を書けたらシャッフル!
これ、すべての漢字がぴったりとはまるように
組むのが、とっても難しいんです!
お父さんやお母さんも、思わず夢中になっていました。
最後に作ったのは画数じゃんけん。
1~20画までの漢字の札を作り、同じテーブルのみんなで対戦です。
漢字の勉強が、少しの工夫でこんなに楽しくなるんですね!
今日覚えたゲームを、ぜひ学校のみんなやご家族にも教えてあげてくださいね♪
◆◆8月7日(土)理科◆◆
「知ることから始めよう 身近な防災」
「理科」の先生は、気象予報士と防災士の資格を持つ
紙芝居師、くぼてんきさんです。
理科の授業は、拍子木の音で始まりました!
「これから雨が降るというとき、鳥はどんなふうに飛ぶと思う?」
生活の中にある身近な天気予報の話や、
今年も各地で大きな被害をもたらしているゲリラ豪雨のしくみの話など
紙芝居なので、とてもわかりやすいんです。
近年、大人だけでなく、子どもの間にも防災の意識が高まっているのが
地震への備えではないでしょうか。
「みんなが、この先交通事故や火災にあう確率よりも
地震にあう確率の方がずっと高いかもしれない。
だから、正しい知識を身に付けることは大事なんだよ」とくぼ先生。
地震のしくみを紙芝居で説明したあと、“全国地震動予測地図”を見て
みんながそれぞれ気が付いたことを話し合いました。
大雨や地震に遭遇した時、どうしたらいいか改めて知ったところで
今度は、千代田区の地図を使って自分だけのハザードマップを作りましょう。
皆さんの家の周りや通学路、千代田図書館へ来るまでの道のりなどで
災害にあったことを想定します。
大雨で川があふれたらどうやって帰る?
避難所に歩いていくまでに危険そうな場所はないかな?
区役所で配布しているハザードマップと見比べながら考えてみます。
最後に、もしもの時の非常持ち出し袋の中身を
みんなで確認して授業は終わり。
災害のしくみを知って、もしもの時のために普段から
家族で話し合うことの大切さがよくわかる授業でした。
今村先生、くぼ先生、ありがとうございました!
そして参加くださった皆さん、おつかれさまでした!
「夏のわくわく課外授業」は、社会、図工と続きます。
Posted at:09:00