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2022.11.11
大学図書館展示で知る、神保町 |
千代田図書館からほど近い専修大学図書館では現在、秋の企画展「神保町ってどんな街?~専大ゆかりの街を歩いてみよう!~」を開催しています。そこで今回のちよぴたブログは、専修大学神田キャンパスの図書館 Knowledge Base での展示の様子をお伝えします。
専修大学図書館は、生田緑地に隣接する生田キャンパス内にある本館と生田分館、神田キャンパスのKnowledge Baseと神田分館、法科大学院分館の5つから成ります。今回訪れたKnowledge Baseは、神田キャンパス10号館(140年記念館)、神保町にあります。
こちらは、神田キャンパスに9つある校舎の中で一番新しく、2020年に竣工しました。
しかし、今も続くコロナ禍の影響で、この新しい校舎に来たことのない生田所属の学生が多くいるそうです。せっかく同じ大学にいるのだから神田キャンパスのある街のことも知ってもらいたい、という思いから、神田キャンパスだけでなく、神保町から離れた川崎市の生田キャンパスでも同じテーマでの展示開催となったそうです(生田キャンパスでは一般公開なし)。
神田キャンパスでの展示は、図書館の入口がある13階の3つのエリアで行われています。
いちばん広い第一展示では、神保町の歴史を紹介しています。案内役は、専修大学図書館の公式キャラクター、センペンです。弟分のナレベエと一緒に、いろいろなところに出没します。
展示では、関連資料もあわせて並べられています。明治期に発行された教科書や、"神保町"の名前の由来となった旗本の神保氏の家紋が分かる史料など、興味深い資料がたくさん。注目してほしいページには、センペンのブックマークが挟まれています。
「センペンとナレベエが本の上を散歩してるみたい」と、展示を見た方にも評判のようです。見た目が愛らしいだけでなく、付箋とちがって糊で資料を傷める心配もない、すてきな工夫ですね♪
センペンとナレベエは、10月に千代田図書館が開催した「はじめての神保町街あるき」にも参加していたようです。
センペンによるイベントレポートも、こちらのスペースに展示されています。街あるきに興味があるけど参加できなかった!という方も、この展示を見たら疑似体験できますよ★
第二展示は、「日本の書店・世界の書店」「愛書家たち」がテーマ。
特徴的なデザインの書架の内側に、関連図書が並べられています。
360°をぐるりと本に囲まれます。
第三展示は「神保町の古書店と専修大学図書館」と題し、神保町にある古書店の一誠堂書店、大屋書房、北沢書店の紹介とともに専修大学図書館所蔵の貴重書が公開されています。
資料を購入したのは20年以上前でも、古書店の方は当時のことをとてもよく覚えていらっしゃるそうです。本を愛する気持ちが伝わってきますね。
今回の展示は、神田キャンパスのみで一般公開されています。
この機会に、大学図書館に訪れてみてはいかがでしょうか。
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専修大学図書館 秋の企画展示
「神保町ってどんな街?~専大ゆかりの街を歩いてみよう!~」
【期 間】 開催中~11月30日(水曜日)
※時間・休館日は専修大学図書館 開館カレンダーに準じる
【会 場】 専修大学神田キャンパス10号館13階 Kowledge Base
【所在地】 千代田区神田神保町3-8
【入場料】 無料
※入館の際には、1階の受付および13階 Knowledge Base 入口
にて「展示見学」の旨お声がけください。
※見学できるのは展示エリアのみ。図書館およびキャンパス内の
見学は不可。
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Posted at:14:20