もじもじカフェ「当て字・充て字・宛て字の世界」

今回は「もじもじカフェ」というイベントの紹介です。

 

★「もじもじカフェ」とは?(ホームページより引用)

文字と印刷について市民と専門家・業界人がお茶を飲みながら

気楽に話し合うというイベントです。毎回小さなテーマを設定し,

それについて専門知識のある方をゲストとして招きます。

最初に20~30分くらい基調となるお話をしていただき,

それを受けてみんなで話をします。テーマに関心のある方なら,

どなたでもご参加いただけます。

 

これまでに開催されたテーマを見てみると・・・

 

第1回「書体を作るという仕事」ゲスト:鳥海修さん(書体デザイナー)

第9回「本の顔を作る」ゲスト:川畑博昭さん(装丁家)

第17回「チベットの文字とその書体」 

     ゲスト:ケルサン・タウワさん(カワチェン代表)

第18回「江戸の粋を書く」ゲスト:橘 右橘さん(江戸文字書家)

第23回「脳から見た人間の文字」ゲスト:酒井邦嘉さん(脳科学者)

第25回「プライベート・プレスの楽しみ」 

     ゲスト:大石薫さん(私活字版印刷家)

 

・・・など、興味深いタイトルとゲストの名前が並んでいます。

上記はそのほんの一部。

終了報告として、その様子が掲載されているものもありますので、

これまでのテーマ一覧⇒コチラを一度ご覧になってみてください。

 

★もじもじカフェ 第30回「当て字・充て字・宛て字」

日時 8月20日(土)15:00~17:30(開場14:30)

会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷)(地図

ゲスト 笹原宏之さん(日本語学者)

参加費 1200円(ワンドリンク付き)

定員 30名(先着順・要申込)

*参加申込の受付は、8月1日(月)~

*内容や申込方法などの詳細はコチラ

 

☆今回のゲスト・笹原宏之さんの著書(一部)

『日本の漢字』

笹原宏之 著 

岩波書店 2006年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『図解 日本の文字』

沖森卓也・笹原宏之・常盤智子・山本真吾 著

三省堂 2011年 

Posted at:10:00

8/3(水)親子イベント「からだで感じる「能」と漱石」参加者募集中!

千代田区読書振興センターでは、毎年夏休みの季節に、

小学4・5・6年生とその保護者を対象にしたイベント

「千代田図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業」を開催しています。

豪華な講師陣と、子供も大人も楽しめる、充実した内容が好評で、

今夏も開催を決定しています。(一部の科目は既に受付を終了しました)

 

*イベントの詳細はコチラ

 

今年のトップバッターを飾るのは「国語」の授業です。

能楽師安田登さんと槻宅聡さんを先生にお迎えして、

古典芸能の「」の世界を体感します。

 

能というと「なんだか難しそう」「よくわからない」

という声が聞こえてきそうですが、

古典芸能や能に触れたことがない方にこそ、

ぜひご参加いただきたい内容です。

 

能の世界を身近なものに感じられるだけでなく、

本物の能楽師による迫力ある声や笛の音を間近に感じられる

とても貴重な機会ですよ!

 

★「国語」からだで感じる「能」と漱石

日時 8月3日(水)14:00~16:00

会場 千代田図書館10階 子ども室

対象 小学4~6年生の児童とその保護者 ※保護者同伴必須

定員 20組40名(申込先着順) 

*申込方法などの詳細はコチラ

 

【授業内容】

日本の古典芸能である「能」ならではのすり足、呼吸、発声、

笛などを学び、「能」や夏目漱石の世界を体感します。

 

 *夏目漱石は、謡(能の歌)を習っていました。

  謡を習い始めてからの漱石作品には、その影響がよく表れているそうです。

 

安田先生の話によると、夏目漱石も、能も“あの世”とつながる

お話が少なくなく、能の体験を通じて“異界”をのぞくという、

暑い夏にぴったりの授業になりそうです。

 

【講師紹介】

講師の安田登さんは、下掛宝生流ワキ方能楽師として

国内外を問わず多くの舞台をつとめながら、

学校での能の特別授業やワークショップの開催、寺子屋の主宰、

物語や詩の朗読ライブ、音楽やダンスとコラボレートした舞台を

展開するなど、精力的に活動をされています。著書も多数。 

 

『疲れない体をつくる「和」の身体作法 能に学ぶ 深層筋エクササイズ』

安田登/著 祥伝社 黄金文庫 2011年

「600年前に完成された日本の伝統芸能「能」と、アメリカで開発された最新のボディワーク「ロルフィング」に共通性があることを見出した著者。能楽師が高齢になっても現役でいられる秘密を「体のバランス」と「深層筋の働き」にあると言及、誰にでもできるエクササイズを提案する!」(背表紙より引用)  

 

 

 

 

『異界を旅する能 ワキという存在』

安田登/著 ちくま文庫 2011年

「能の物語は、生きている「ワキ」と、幽霊や精霊である「シテ」の出会いから始まる。旅を続けるワキが迷い込んだ異界でシテから物語が語られる。本書では、漂泊することで異界と出会いリセットする能世界、そして日本文化を、能作品の数々を具体的に紹介しながら解き明かす。 巻末に、本書に登場する46の能作品のあらすじを収録。解説 松岡正剛」 (背表紙より引用)

 

 

 

 

 

そして、森田流笛方能楽師の槻宅聡さんも、

東京をはじめとする国内外での公演をはじめ、

2004年より島根県松江市でワークショップ「能を知る集い」を

開催するなど、多角的に能を紹介する試みを続けている方です。

 

参加申込は、先着順での受付となりますので

小学4~6年生のお子さんをおもちの方は、ぜひスケジュールをご調整の上

お子さんと一緒にご参加ください。ご応募、お待ちしています!

 

*******関連情報*******

現在、千代田図書館9階=第2展示ウォール(千代田区役所9階)にて

「夏のわくわく課外授業2011」の授業内容や講師の専門分野について

紹介するミニ展示を行っています。講師の著書や関連本のほか、

お持ち帰りいただけるチラシ類もあります。ぜひお立ち寄りください。

 

Posted at:09:30

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011

昨年、千代田区外神田の旧・練成中学校を改修して誕生した

「3331 Arts Chiyoda」は、

さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちが、

それぞれの表現を自由に発信する場所です。

ギャラリーでの展覧会や、アーティストによるイベント、ワークショップ、

講習会などが多数行われています。カフェ&レストランもありますよ。

 

 ★「3331 Arts Chiyoda」公式サイトはコチラ

 

7月16日(土)~18日(月・祝)は、

アジア最大の規模を誇るアートブックフェア

「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011」が開催されます。

三年目を迎える2011年は、150組を超える出版社、ギャラリー、

アーティスト、ブックショップ等が世界中から一堂に会します。

 

アートブック、リトルプレス、ZINE(ジン)という単語をよく耳にするけど、

一体どんなものなんだろう??と気になっていた方も、

この機に、その世界をのぞいてみませんか。

 

   

開催日: 7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)

時間: 11:00~19:00(最終日は18:00まで)
場所: 3331 Arts Chiyoda 千代田区外神田6-11-4  

※入場無料

★詳細はコチラ

 

~THE TOKYO ART BOOKFAIRについて~

アジア最大の規模を誇るアートブックフェアです。

三年目を迎える2011年は、150組を超える出版社、

ギャラリー、アーティスト、ブックショップ等が

世界中から一堂に会します。

 

フェアに合わせ発表される新作を、

出展者とのコミュニケーションを楽しみながら

購入することができます。

 

本年度のメインテーマは「TIMELINE」です。

過去・現在・未来を繋ぎ、進化し続けるアートブックの

魅力を再発見していく場所となるでしょう。 

 

~PARTICIPANTS(出展者)~

 ★出展者情報はコチラ

 

~EXHIBITIONS(特別展示)~  

Feminine ―Artists Publications

      by Women in the U.S. and Japan―】

日本とアメリカという二つのカルチャー大国にフォーカスし、

独自の進化を遂げた女性による表現をZINEやアートブックを

通して探ります。

 

There is Xerox on the Insides of Your Eyelids

カルフォルニアよりRich Jacobsをキュレーターとして招き、

1980年代のスケート・ジン、ゼロックスアートを一堂に集めます。

  

Special Edition Lounge with Karimoku New Standard

オリジナリティの高い装丁や特別なコンテンツ、

限定部数で発行されるスペシャル・エデイション(特装版)を

karimoku New Standardの家具と共にスタイリング。

 

~PROJECTS(その他)~

ZINES MATE SHOP

国内外のアーティストブック・ジン・雑誌を150タイトル以上

取り揃え、展示・販売を行います。

  

BAGGU×ZINES MATE

東日本大震災チャリティー企画として、

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011トートバッグを

会場にて販売します。

 

【成瀬つばさ×ZINES MATE

iPhoneアプリ「ラップムシ」等で注目を集める

メディアアーティスト、成瀬つばさが本年度のメインヴィジュアル、

THE TOKYO ART BOOK FAIR モバイルサイトを制作します。

 

SCREENING HOW TO MAKE A BOOK WITH STEIDLE

アートブック出版社の最高峰STEIDLEのプロフェッショナルな

本作りのようすをつづったドキュメンタリー映画を上映します。

 

Posted at:13:00

第18回 東京国際ブックフェア 開催!

 

日本最大のブックフェア「第18回 東京国際ブックフェア」

が開催されます。毎年、全国各地の書店、図書館・学校関係者、

さらには海外出版社や一般読者が多数来場するフェアです。

一般公開日は、7月9日(土)10日(日)の2日間。

コチラより申込みをすれば、入場が無料になる招待券が手に入りますよ。

サイン会やトークショー等のイベントが開催されるほか、

あらゆるジャンルの本が特別価格で購入できます。(※一部例外あり)

詳細についてはコチラをご覧の上、足を運んでみてください。

 

★開催概要★

会期: 7月7日(木)~7月10日(日)  各日10:00~18:00

    <一般公開日> 7月9日(土)・10日(日)
会場: 東京ビッグサイト
主催: 東京国際ブックフェア実行委員会
     リード エグジビション ジャパン株式会社

     ※東京国際ブックフェア実行委員会
      社団法人日本書籍出版協会社団法人日本雑誌協会社団法人日本出版取次協会
      日本書店商業組合連合会社団法人出版文化国際交流会

      社団法人読書推進運動協議会日本洋書協会

 

★一般の方も楽しめるイベント(抜粋)★

「第45回 造本装幀コンクール」

日本国内で刊行された豪華本から文庫本まで、様々なジャンルの

印刷・製本・加工技術の粋を集めた“美しい本”を展示するコーナー。

世界的にも評価の高い日本の優れた造本装幀を見ることができます。
 

「洋書バーゲンコーナー」

美術・建築・デザイン・写真・ファッション・料理・絵本から

旅行・スポーツ・音楽・語学・専門書まで広範囲にわたり、

約1万タイトル、5万冊以上の洋書が、東京国際ブックフェア

会期中に限り、特別割引価格にて販売されます。

 

「テーマ国 スペイン」

2011年のテーマ国はスペイン。

スペイン文化省、スペイン書籍連盟が主催するパビリオンには、

幅広い分野のフィクション、ノンフィクションの本が出展されます。
2010年スペイン文学賞、セルバンテス賞の受賞作品も展示される

予定です。また、スペインで人気のあるスペイン、ベルギー、フランス、

イギリス、イタリアの作家によるコミック・ヒーローも紹介されます。

更にスペインと日本の作家を招いて、文化交流イベントも企画されています。
 

「サイン会・トークショー」

詳細についてはコチラをご覧ください。

Posted at:10:00

神保町シアター「フレデリック・バックの映画」

明日、7月2日(土)より神保町シアターで始まる

「フレデリック・バックの映画」のお知らせです。

**************************

 

高畑勲、宮崎駿をはじめ、世界のアニメーション作家に

決定的な影響を与えたアニメーション界の至宝フレデリック・バック。

2011年夏、東京都現代美術館でその作品と波乱万丈の人生を、

およそ1000点もの展示作品で紹介する「フレデリック・バック展」が

開催されます。世界初のスケールとなる、この展覧会開催期間中、

アカデミー賞受賞作「クラック!」「木を植えた男」を含む

珠玉の短編4作品の劇場公開が決定しました。

高畑勲監修による、新字幕・ニュープリントでお届けする本作をお見逃しなく。


★上映期間 7月2日(土)~10月2日(金)

★上映スケジュール、作品等の詳細はコチラ

 

初日の7月2日(土)は、公開記念の来場者プレゼントや

トークショーが予定されているようですよ。

神保町シアター近隣には、映画の余韻にひたれる

神保町ならではの喫茶店がたくさんあります。

また、千代田図書館では、上映作品「木を植えた男」の絵本や、

その原作者ジャン・ジオノの本などを所蔵しています。

さらに、「フレデリック・バック展」が開催される

東京都現代美術館の最寄り・清澄白河駅は、神保町駅から

地下鉄半蔵門線で約10分というアクセス至便な場所にあります。

この機にぜひ、フレデリック・バックの世界を堪能してください。

Posted at:10:00

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