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2011.05.31
レポート:第3回ことばと音のフェスティバル♪ちよだ音楽おはなし隊 |
早いものでもう5月も終わり、各地では例年より早い梅雨入りと
なっているようですね。
今日は、今月7日(土)に区民ホール(区役所1階)で開催しました
千代田区読書振興センター主催イベント
「第3回ことばと音のフェスティバル♪ちよだ音楽おはなし隊」
のレポートをお届けします。
本の読み語りと、地元で活躍する音楽隊の演奏からなるコンサートで、
毎年、親子連れから大人までたくさんの方にご来場をいただいています。
今年は、福島県の伝承話など、日本に古くから伝わる昔話の朗読や語り
に合わせて九段小学校「九段囃子の会」の皆さんが、九段囃子「鼓九楽」
の先生方の指導のもと、はっぴ姿で元気にお囃子を演奏してくれました。
音声でお届けできないのが残念ですが、当日の様子を写真でお伝えします。
◆会場前には「鼓九楽」にお借りした大きな提灯、はっぴなどを飾りました。
◆お囃子の楽器紹介
【下段】
左=「大胴(おおど)」
中=「締太鼓(しめだいこ)」カミ→高音
右=「締太鼓」シモ→低音
※締太鼓の縄を「調べ」と呼ぶそうです。
【上段】
左=「鉦(かね)」
※他の四人を助けることから、別名「四助(よすけ)」とも呼ぶそうです。
右=「笛」
※その音色から、別名「とんび」とも呼ぶそうです。
◆朗読「がらっぱどんとさるどん」
(『野にある神様 田代しゅうじ詩集』田代しゅうじ てらいんく)
◆朗読「さる地蔵」
(『子どもに語る日本の昔話①』稲田和子・筒井悦子 こぐま社)
歌に合わせて、児童のかわいい踊りも披露されました。
◆語り「とりのみじい」
お囃子の太鼓は舞台脇にもセット。
ステージ上と舞台脇の両方で演奏をしてくれました。
その他にも「子守りざる」や「ねこのおむすび」など
全部で10のおはなしを、千代田図書館の学校支援担当司書が担当しました。
児童の皆さんの演奏も見事で、曇り空を吹き飛ばすように元気でハリのある
舞台となりました。ご来場いただいた皆さまにも、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
Posted at:15:30
2011.05.28
残り1週間!古書展示・販売(仲介)「日用品としての辞書」 |
千代田図書館9階=出張古書店コーナーで開催中の
としょかんのこしょてんvol.48「日用品としての辞書」は
皆さんもうご覧になりましたでしょうか?
今回は、多種多様な古書を扱う大雲堂書店より、
一般には見かけることの少ない様々な辞書27点が展示されています。
ここでは、その一例をご紹介します。
「忘れかけた日本語辞典」
(東京堂・平17)1,200円
☆店主コメント☆
新語や流行語は時間が経つと死語などと呼ばれ、使われなくなる言葉もあります。
この辞典に収録されている言葉はそれらとは異なり戦前、戦後の一時期までは
ごく一般的に、長い間使用されていた言葉です。
「モダン語辞典」
(誠文堂・昭6)1,000円
☆店主コメント☆
新語辞典の一種ですが、著者の主観、意見がかなり色濃くでており、
編集方針にもはっきり明記されています。ユーモア、ナンセンスが
強調されています。読み物としても楽しめる辞書ということもあり、
ビアス「悪魔の辞典」、芥川龍之介「侏儒の言葉」などの箴言集に近い
雰囲気も感じられます。昭和初期の頃は「モダン」という言葉がごく
一般的に使われていたようでこの本以外にも「モダン」のつく辞典が
いくつかあります。
「ひとめでわかる漢字の広さと深さ これが5万字
大漢和辞典5万字収録B全ポスター」
(大修館書店・昭61)1,000円
☆店主コメント☆
大漢和辞典の普及が目的と思われます。ポスターという形態、
また収納されている函の雰囲気も、大漢和辞典を知らない方に
少しでも興味を持って欲しいという印象を受けます。
展示期間は残り1週間!
図書館においでの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
店主がそれぞれの展示品の特徴等について説明している配布物
がありますので、参考にしながら展示を見ていただくと、
より一層お楽しみいただけると思います。
また、購入希望の方には、担当書店をご案内しますので
図書館内にいるスタッフやコンシェルジュにお声掛けください。
〔千代田図書館9階=出張古書店コーナー〕
[左下]MAPを新設。担当書店がどこにあるか、ひと目で分かるようになりました!
[右下]店主はどんな人?が分かるように、顔写真の掲示も開始。
古書店へも気軽に足を運んでみてくださいね。
★としょかんのこしょてん vol.48「日用品としての辞書」
期間 開催中~6月4日(土)まで ※5月29日(日)は休館
時間 平日10:00~20:00/土曜10:00~17:00
担当 大雲堂書店[たいうんどう・しょてん]
*ホームページはコチラ
*Webサイト「BOOKTOWN じんぼう」での店舗紹介はコチラ
Posted at:10:00
2011.05.25
5/28 講演会「著者の声に"いま"耳をすます」 |
今日は「GAIA お茶の水店」(有機野菜、マクロビオティック食材、
オーガニック&エコロジー雑貨のセレクトショップ)の2階にある
書店「オーガニックブックス みみをすます書店」が主催する
講演会のお知らせです。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
5月28日(土)「著者の声に“いま”耳をすます」
今起きている事実に目を向け、これからのあり方を具体的に考え、
書店という枠を超えて行動していきたいと考えております。
そのために「今起きていること、これからどういう意識で行動を
していくべきか」、著者の方の声を聞く緊急講演会を開催します。
第1部 10時~12時(9時40分開場)
藤村靖之(非電化工房主宰)×辻信一(文化人類学者、環境運動家)
第2部 13時~15時(12時40分開場)
野村昇平
(『国の理想と憲法 ―「国際環境平和国家」への道』(七つ森書館刊)著者)
第3部 16時~18時(15時40分開場)
寺田啓佐(自然酒蔵元「寺田本家」社長)
ナビゲーター・吉度日央里
会場 全電通労働会館(千代田区神田駿河台3-6)(MAP)
参加費 各回1,000円 ※100円を東日本大震災の義援金として集計します。
定員 各回50名
★お申込み、詳細はコチラ
〔講師プロフィール〕
☆藤村靖之(ふじむら・やすゆき)
1944年、満州生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科・博士課程卒、工学博士。
(株)コマツ熱工学研究室長、(株)カンキョーを設立し代表取締役などを経て、
現在は非電化工房、発明工房、発明起業塾などを主宰している。
科学技術庁長官賞、発明功労賞、94年ベンチャーオブザイヤーなどを受賞。
著者『さあ、発明家の出番です!』(風媒社)、『愉しい非電化』(洋泉社)ほか。
☆辻信一(つじ・しんいち)
文化人類学者、環境運動家。16年の北米での海外生活を経て、
現在明治大学国際学部教授。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表や
環境文化NGO ナマケモノ倶楽部世話人として、"スロー""GNH"などをキーワードに、
数々の環境文化運動や環境共生型ビジネスに取り組む。
著書『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)、
『カルチャー・クリエイティブ』(ソトココト新書)など。
最新刊は『幸せって、なんだっけー「豊かさ」という幻想を超えて』(ソフトバンク新書)、
編著書に『GNH- もうひとつの(豊かさ)へ、10人の提案』(大月書店)。
☆野村昇平(のむら・しょうへい)
1944年生まれ、熊本県出身。71年、東京大学大学院農学系研究化博士課程修了。
4年間の教員生活の後、群馬県赤城山麓に居を構え、自然農を営みながら
「人間のための教育」を主眼とする青少年のための私塾「全生塾」、
ならびに「自覚と平和の研究会」を主宰。
『国の理想と憲法 ―「国際環境平和国家」への道』(七つ森書館)、
『Beyond National Egoism(ビヨンド ナショナル エゴイズム)』
(『国の理想と憲法』(改定英語版))(まみず出版)。
ヨーロッパを中心に、自覚と平和についての講習会など。
スペイン、マドリッド近郊のツデラ市主催の平和シンポジウムに
特別ゲストとして招待、講演。
☆寺田啓佐(てらだ・けいすけ)
1948年、千葉県生まれ。自然酒蔵元「寺田本家」23代目当主。
1974年、300年続く老舗の造り酒屋「寺田本家」に婿入りする。
1985 年、経営の破綻と病気を機に、自然酒造りに転向。
自然に学び、原点に帰った酒造りによる「五人娘」を製造販売する。
その後、発芽玄米酒「むすひ」や、どぶろくの元祖「醍醐のしずく」など、
健康に配慮したユニークな酒を次々と商品化し、話題を呼んでいる。
酒造業のかたわら、教育や食、環境といった生命にかかわる問題をテーマに
地域貢献に努め、地元の教育委員長や学校給食運営の会長などを歴任する。
著書に『発酵道- 酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方』
(河出書房新社刊)などがある。
☆ナビゲーター・吉度日央里(よしど・ひをり)
オーガニック・ジャーナリスト
(書籍の著作・編集、DVD の制作、トークイベントの開催)。
マクロビオティックインストラクター(ムスビの会認定)。
「マクロビオティック・ピクニック」主宰。
『美人のレシピ』(山村慎一 郎著・中島デコ料理/洋泉社)、
『発酵道』(寺田啓佐著/河出書房新社)、
『自然治癒力をひきだす生きかた』(大森一慧著/サンマーク出版)
などの編集を手がける。
農を広めるプロジェクト「種まき大作戦」の出版部門を担当。
『半農半X の種を播く』や『土から平和へ』
(以上2冊塩見直紀と種まき大作戦編著、コモンズ)、
『土にいのちの花咲かそ』(加藤登紀子著、小社)などを制作。
Posted at:10:00
2011.05.22
5/24 講演会「書誌学入門―江戸の版本を中心に―」 |
今日は、今月24日(火)に東京古書会館で開催される
東京古典会創立100周年記念講演会(入場無料)のお知らせです。
東京古典会創立100周年記念講演会
書誌学入門 ―江戸の版本を中心に―
講師 堀川貴司氏(慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫教授)
日時 5月24日(火)開場17時30分/開演18時(終演予定20時)
定員 先着70名/入場無料
会場 東京古書会館 7階大会議室(千代田区小川町3-22(MAP))
★詳細はコチラをご覧下さい。
*東京古典会 について
古書籍業を営む店の集まりである東京古書組合のなかで、
古典籍をおもに扱っている業者がつくっている会で、
現在28店が加盟しています。
東京古書会館では毎週火曜日に、この東京古典会による市が開かれています。
ここには全国から集まってきた和本(古典籍)が出品され、
同業者によって入札されています。
この市には、東京古典会の会員のみならず、東京やその近郊、
北は北海道から南は九州までの古書店が出品したり、
買ったりすることができる仕組みになっています。
年に一度の大入札会が毎年11月の中旬、古典籍のなかでもとくに希少、
貴重な品を選んでおこなわれます。 ふだんは同業者の間の市ですが、
このときは一般のお客様も会場にお越しいただき、
売買に参加していただくのです。
Posted at:10:00
2011.05.19
5/21 講演会「私を語るということ」島田雅彦さん |
今日は、法政大学大学院国際日本学インスティテュートが開催する
合同演習公開講座のお知らせです。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
法政大学大学院国際日本学インスティテュートでは、
大学院の合同演習を公開しています。
今年度の第2回目は、島田雅彦氏(小説家・国際文化学部教授)を
お招きして行います。入場無料、先着順です。
テーマ:「私を語るということ」
日 時:5月21日(土)16時50分~20時
会 場:法政大学大学 市ヶ谷校舎(千代田区富士見2-17-1)
大院棟(旧92年館)201、203(MAP)
お問い合わせ
法政大学大学院
国際日本学インスティテュート専攻委員会
IIJS2003@gmail.com
Posted at:11:50
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