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2022.02.24
本で楽しむウインタースポーツ! |
千代田図書館から歩いて15分ほど、神田神保町の駿河台交差点から神田小川町までの靖国通り沿いは、各種スポーツやスキー・スノーボード、登山用品店が立ち並ぶスポーツ店街としても知られています。
△スポーツ店街らしいガードレールのデザイン
熱戦が繰り広げられた北京での冬季オリンピックを観戦して、自分もやってみたい!と思った方も多いのでは?
スポーツ店街に出かける前に、 "読んで楽しむ"ウインタースポーツはいかがでしょうか。
千代田区立図書館の蔵書の中から、おすすめの本をご紹介します。
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書名をクリックすると、本の詳しい情報がご覧いただけます。
日本オリンピック・アカデミー/監修
国土社
冬季競技を詳しく解説。基本ルールや得点のつけ方がよくわかります。オリンピックの復習、パラリンピックの予習に。
城島 充/著
講談社
スキージャンプの葛西選手が、冬季オリンピック7大会連続出場を果たし"レジェンド"と呼ばれるようになるまでを辿る1冊。小学校高学年くらいから読める内容になっています。
ルイーズ・ボーデン/作
福音館書店
スピードスケートの強豪国として知られるオランダ。そのオランダがナチス・ドイツ占領下にあった第二次世界大戦中の物語。スケートが大好きな少年ピートは、ある日とても重大な命がけの仕事を任されます。
新井 博/著
道和書院
さらに時代をさかのぼって。100年以上前、明治時代の日本にスキーをもたらしたオーストリア将校の生涯。新潟のゆるキャラ「レルヒさん」のモデルとなった人物です。
※増補新版が3月下旬に刊行予定。詳細はこちら
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●○千代田図書館 休館のお知らせ○●
千代田図書館は、蔵書点検実施のため下記の期間は休館いたします。
【期 間】 2月26日(土曜日)~28日(月曜日)
休館中の資料返却は、ブックポストをご利用ください。(視聴覚資料など一部資料を除く)
ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。
Posted at:11:10
2022.02.22
コンシェルジュ通信Vol.58: コンセプトは"偶然の出逢い" シェア型古書店「猫の本棚」 |
今日が何の日かご存知ですか?そう、猫の日です!
今年はにゃんと2022年2月22日と、2がいっぱいのスペシャルイヤー。そんな猫の日にちなんで、先月オープンしたばかりのシェア型古書店「猫の本棚」をご紹介します。
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神保町と水道橋を繋ぐ白山通りから、少し小路に入ったところに西神田公園があります。その向かいにオープンした「猫の本棚」は、人目を引く青い扉が目印です。店内に入ると、オレンジ色のシャンデリアの明かりに温かさを感じます。壁一面の本棚には不思議と圧迫感がありません。
「クリエイティブはすべて出逢いから始まると思うんです」と語るオーナーの水野さん。本来出逢わなかった人たちが出逢う場所として、もともとサロンを作りたかったそうですが、シェア型書店の存在を知ったとき、やりたいことに近いと感じたそうです。
ここでは全部で170ある書棚の1つを借りて、その中で自分だけの小さな書店を開く店長体験を楽しめます。
↑自分だけの小さな書店。
「今はネットが普及して、ダイレクトに目的にアクセスできてしまう便利な時代。でも、例えば図書館へ行くと、探している本以外にも惹かれて思わず手に取ってしまうこともあって、それがまた面白かったり。偶然の出逢いを生み出す寄り道にこそ、実は本質があるんじゃないかと思うんです」
誰でもふらっと立ち寄ることができて、知らない人たちが集まってほっと一息つけるような安全地帯であってほしい......このお店を"サンクチュアリ"と呼ぶ水野さんの言葉から、そんな想いを感じました。
ふと、梨木香歩さんの小説『西の魔女が死んだ』で、主人公が自分だけのお気に入りの場所を"マイ・サンクチュアリ"と名付けるのを思い出しました。
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店内の装飾にも、コンセプトである"偶然の出逢い"が色濃く反映されています。
160年前のお寺の欄間、50年前のイギリスのヴィンテージのシャンデリア、150年前の虎の掛軸......時代や国境を越えて集められたインテリアたちが、1つの空間で違和感なく調和しています。あらゆる異質のものを包み込んで平然としているこの古書店は、さながら宇宙のようです。
「なんだか壮大な異文化交流をしているように思えてきました。ここは小さな宇宙みたいですね」と感想を述べると、「棚1つ1つが小惑星なのかもしれません、この猫宇宙の」と水野さん♪
↑廃寺で出逢ったうさぎの欄間。
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棚主として出店される方は、ビジネスとして本を売るよりも店長体験を通して自分の世界観を表現し、発信しているのだそうです。
そう聞くと、どんな方がこの棚を担当しているんだろう?と思いを馳せてしまいます。
「熱量って人の心を動かしますよね。発信をすると賛同する人が現れて、それがまた新たな出逢いに繋がるんです」
「猫の本棚」では、売り上げの2%~3%相当を信頼のおける猫の保護活動団体に寄付しており、その強い思いに共鳴して棚主となる方もいらっしゃるそう。
↑「猫の本棚」オリジナルグッズ。モデルは水野さんの飼い猫であるドーラちゃん♪
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また店内は、撮影用のレンタルスペースとしての顔も併せ持っています。さらに今後は「猫の本棚」独自の番組をYouTubeで配信する予定とのこと。
「若い人へ古典映画の魅力を伝えたいんです。それに、店舗には来られない地方や世界の方とも繋がれたら......」と、水野さんの視点はどこまでもグローバルです。
国境を越えた"出逢い"、そして世代を超えた"繋がり"。本離れが叫ばれている中に誕生した「猫の本棚」の一貫した姿勢からは、新たなスタイルで交流する本好きたちの明るい未来が見えてくるようです。
↑広々とした店内。老若男女誰でも大歓迎です!
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本棚に囲まれてお話しているうちに、どうしても気になって「人に本棚を見せられるタイプですか?」と質問してみました。水野さん曰く「恥ずかしいですよね!私は見せたいものだけを見せています」とのことです。
「本を通して自分の内側を見透かされてしまいそう」と盛り上がった後、「でもここの店長体験では、あえて見せられないものを並べるというのもアリですよ!」と茶目っ気たっぷりに提案され、より一層店長体験に興味が湧きました。
こんな素敵な場所は多くの人に知ってほしいと思う反面、こっそり自分だけの秘密にしておきたくなる隠れ家のような古書店「猫の本棚」。
あなたもサンクチュアリを訪れてみては?
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【場 所】千代田区西神田2-2-6-102
【営業時間】木曜日~日曜日 午後1時~6時
【定 休 日】月・火・水曜日
Posted at:10:00
1月から開催している、千代田図書館9階第2展示ウォールでの「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。
千代田区立神田一橋中学校、二松学舎大学附属高等学校に続いて3校目の展示となるのは三輪田学園中学校・高等学校 読書サークルクラブです!
読書サークルクラブは、みんなで決めた共通の本を読んで感想を語り合う読書会を行う部活動。
展示では、読書を通じて学年を超えた交流が生まれる、特色ある活動のようすを紹介しています!
まずは部の紹介から。この部活動の目玉となっているのが、三輪田祭(文化祭)での展示発表です。
毎年部員たちで決めたテーマに基づいて数冊の本を読み、読書会の様子をレポートする掲示を作り、発表しています。
掲示では、2017年~2020年の三輪田祭の様子も紹介。近年は華道部とのコラボレーションで、本のイメージに合わせた生け花とともに展示しています!
三輪田祭は昨年度、今年度ともに学内生徒のみへの公開となっており、この機会により多くの方に見てもらいたいと、千代田図書館での展示に参加してくれることとなりました。
今年度のテーマは「信じる」。
『銀の匙』(中勘助/作、朝日出版社)、『教室に並んだ背表紙』(相沢沙呼/著、集英社)、『星の子』(今村夏子/著、朝日新聞出版)、『くちびるに歌を』(中田永一/著、小学館)の4冊が部員たちの話し合いで選ばれました。
話題の新刊から中高生の人気を集める本、国内外の古典まで、毎年テーマに合わせてバランスよく選ぶことを心がけているとのこと。
読書会の中で、部員たちがどんなことを話し合い、そしてどんなことを感じたか、詳しくまとめられています。
みんなの感想を聞き、登場人物の行動や気持ちなどを話し合うことで、一人だけで本を読むときには得られない視点や受け止め方に気づくことができるんですね。
読書会のレポートとともに作成した「おすすめおしえてノート」も展示。
これは『教室に並んだ背表紙』の作中に登場する「おすすめおしえてノート」をイメージして作った、本のおすすめPOPです。部員が思い思いに書いた本の紹介文を、千代田区立千代田図書館に所蔵のある本とともに、ぜひご覧ください♪
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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
三輪田学園中学校・高等学校 読書サークルクラブ
【展示期間】 開催中~3月2日(水曜日)
【休 館 日】 2月26日(土曜日)~28日(月曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
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区内中学校・高等学校の展示は、3月末まで予定しています。
それぞれの学校の特色ある活動を、ぜひご覧ください!
Posted at:14:00
2022.02.09
昌平まちかど図書館で開催中!「ほんのおたのしみ袋」 |
昌平まちかど図書館では、現在、小学生向けの「ほんのおたのしみ袋」を貸し出しています!
「ほんのおたのしみ袋」は小学1~2年生向け・小学3~4年生向け・小学5~6年生向けの3種類。(幼児向けは終了しました)
いずれも、テーマに沿った図書館員おすすめの本が2冊ずつ入っています。
おたのしみ袋は、昌平まちかど図書館に入ってすぐ左手に置いています!
袋に書かれているテーマは「なぞなぞだいすき」「冒険に行こう」「名探偵登場!」などなど、どれも読んでみたくなるものばかり。
子どもたちに気軽に読書を楽しんでもらいたいと、図書館員が選んだおすすめの本が入っています。
どんな本が入っているかは開けてのお楽しみ!
興味のあるテーマや、これまで読んだことがないテーマなど、ぜひ自分にぴったりのおたのしみ袋を探してみてください♪
「ほんのおたのしみ袋」は、1人1袋借りることができます。
借りてくれた方には、手づくりのしおりをプレゼント!
小学1~2年生向け・小学3~4年生向け・小学5~6年生向けのおたのしみ袋は各10袋ずつ、なくなり次第終了となります。
寒い冬こそ、おうちの中で楽しい読書時間を♪
ぜひ、昌平まちかど図書館へお立ち寄りください!
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【期 間】 開催中~2月28日(月曜日)
【場 所】 昌平まちかど図書館
※「ほんのおたのしみ袋」が全てなくなり次第終了
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Posted at:10:20
2022.02.02
「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」 二松学舎大学付属高等学校が展示中! |
1月から始まった、千代田図書館9階第2展示ウォールで開催中の「千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館」。千代田区立神田一橋中学校「好きな本を紹介!100字POP展示」に続いて、二松学舎大学付属高等学校 図書委員会+書道部+理数科研究部 の展示が始まりました!
学園祭が2年連続で関係者のみに公開のオンライン形式となり、外部の方に生徒たちのがんばりを見ていただく機会がなくなってしまったとのこと。そんなとき、この企画を知り、千代田図書館で展示をすることとなりました。
壁に大きく貼りだしているのは、書道部と理数科研究部。
書道部は、コロナ収束を祈念する「和プロジェクト」に参加した時の様子をまとめました。
みんなでひとつの思いを込めて書き上げた文字を掲げた書道部のみなさんの表情がとてもすてきです。
理数科研究部がまとめたのは、皇居のお濠 千鳥ヶ淵の微生物について。
千鳥ヶ淵の水質調査は、理数科研究部の活動のひとつです。コロナによって調査が行えないときもあったそうですが、こうやって研究発表ができるのは部の活動を止めずに続けていたからこそ。
身近な場所にこんなにたくさんの微生物が生息していることや、こんなにしっかりとした研究に取り組んでいるんだ!など、いろいろな驚きを与えてくれるレポートです。
こちらに並んでいるのは、図書委員会が作成したおすすめ図書のPOPです。
すべて、タブレット端末の専用アプリを使って委員それぞれが作成したそうです。
「ひとり1台ずつ与えられた端末を、このコロナの中でしっかりと有効活用できましたよ」と先生。
ファイルの中には、作成したPOPがすべて収められています。
どうぞお手にとってご覧ください。(館内のみ閲覧可、貸出できません)
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千代田区内中学校・高等学校展示 in 千代田図書館
二松学舎大学付属高等学校
図書委員会+書道部+理数科研究部
【展示期間】 開催中~2月13日(日曜日)
【展示場所】 千代田図書館9階=第2展示ウォール
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展示は、3月末まで予定しています。
区内の学校の、それぞれ特色ある活動をぜひご覧ください!
Posted at:11:00
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