コンシェルジュ通信Vol.67:和紙の魅力をお届け

千代田図書館のコンシェルジュブースでは、和紙を使った折り紙作品の展示「紙のまち神保町~夏編~」を行っています。

神保町は世界一の本の街ですが、その本づくりに欠かせないのは紙。神保町は「紙のまち」とも言えるのでは?という発想から、和紙の魅力を伝える展示を企画しました。

実際に私たちが和紙で作品を作っています。

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和紙で作るのは、夏を感じさせるアサガオクワガタカブトムシ、そしてデメキン

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まず和紙を選びに、神保町のさくら通りにある山形屋紙店を訪れました。

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創業明治12年の和紙専門の老舗「山形屋紙店」。

店内は、様々な種類の紙製品や和紙が並びます。

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和紙には、洋紙とは違った風合いが感じられます。

どれにしようかと和紙に手を伸ばすと、ふんわり柔らかいものから、触ると少しザラザラしたものまで、一枚一枚違った独特の手ざわり。

そして思ったより厚みがありました。

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折り紙に使いやすい紙はどれかをお店の方にも相談しつつ、展示作品にはこちらの和紙をセレクト。

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揉んでしわを入れる「もみ紙」とよばれる和紙です。

折り紙は、千代田図書館の所蔵からこちらの2冊を参考にして、和紙で作りました。

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『写真でわかる決定版おりがみ大百科』

山口 真/著

西東社


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『おりがみ大百科』

小林 一夫/監修

実業之日本社


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和紙で実際に折ってみて気づいたのは、「折りやすい!」ということ。

最初は「和紙は厚みがあるから、折るのは難しいかな...」と不安がありました。しかし、折り直しても跡が残りにくく、調整しやすかったです。

また、和紙は厚みがあるので、立体的に表現しやすいと感じました。

このほか、山形屋紙店では折り紙専用の和紙の扱いもあります。

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身近にある和紙というと、障子や、書道紙、茶道で使う懐紙など多くの和紙を思い浮かべるなかで、実は"お札(紙幣)も和紙でできている"と教えてくださったのは、山形屋紙店の方でした。「実はみんな、和紙をほぼ毎日見ているし、触っているのよ。」というお話に、改めて、私たちの身近にある和紙について、もっと知っていきたいと思いました。

ぜひ、夏休みのこの時期に、和紙の魅力に触れながら折り紙を折ってみてはいかがでしょうか。

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山形屋紙店

【場  所】千代田区神田神保町2-17 

【営業時間】午前11時〜午後5時(営業時間短縮中)

【定 休 日】土曜日・日曜日・祝日

詳しくはコチラ

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Posted at:14:00

【レポート】夏のわくわく課外授業2023
植物の絵を描こう みつけた!身近な草花


7月30日(日曜日)千代田区役所1階 区民ホールにて「植物の絵を描こう みつけた!身近な草花」を開催しました!

小学3年生から6年生までを対象にした「夏のわくわく課外授業」の講座ですので、当日はたくさんの小学生が参加しました。

今回は千葉県の絵画教室「ちっちのアトリエ」主宰であるアーティスト ちっちさんを講師にお招きし、魅力的な植物の絵の描き方をレクチャーしていただきました。

はじめに、ちっちさんが今日の授業で一番大切なことを伝えてくれました。

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「上手く描こうとしなくても大丈夫。完成しなくてもいいんです」

「それよりも、今日みんなで草花をあつめて、いっしょに絵を描いて楽しく過ごしたって思い出を持ち帰ってほしいです」

絵を描くのに大事なのは、楽しむことですよね。みんなワクワクした面持ちです。

早速、区役所を出て「中坂児童遊園」まで歩いて植物探しに出かけます。

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この日の最高気温はなんと35度

強い日差しの中、日陰を歩き、水分補給をしながら向かいました。

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公園に到着すると、早速草花集めが始まりました。みんな夢中に探します。ちっちさんやスタッフも手伝いながら、ビニール袋いっぱいに草花を集めます。中には虫や石、大きな木の枝を発見する子も......!?

区民ホールに帰ると、一旦休憩。

その間、ちっちさんはさらさらとホワイトボードにお手本を描いていきます。筆の速さに図書館スタッフもびっくり。

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休憩が終わると、いよいよ絵を描く時間です。

みんなの机の上には、集めてきた植物をお手本として乗せるためのコピー用紙と、絵を描くための画用紙があります。さあ、お手本そっくりに描けるでしょうか?

「葉っぱの筋『葉脈』を描くことや、ちぎれている部分・汚れている部分などもしっかり見て描くのがコツ」とちっちさん。

うまく描くことよりも、しっかり観察して描くことを大切にするよう伝えてくれました。

「しっかり観察して描く」という言葉は、講座を通してちっちさんが何度も繰り返し呼び掛けていました。

葉っぱに顔がくっつきそうなほど目を近づけて観察する子や、お手本の草花がコピー用紙に形作る影にまで注目して描く着眼点の鋭い子もいます。

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ちっちさんはみんなの机を見て周り、「これは難しいよね、よく描けているね」「こういう風に塗ると上手くいくよ」と声をかけていました。

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先生に教わるだけでなく、お友だち同士で教えあう場面も。「これ、にてるかな?」と作品を見せ合ったり、「それってどうやって塗ったの!?」と、新しい描き方を共有して盛り上がる光景も見られました。

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すてきな作品が完成!

画用紙いっぱいに大胆に大きな葉っぱを描く子や、小さな草花を丁寧にたくさん並べて描く子など、それぞれの個性が輝く絵が並びました。

集めた草花はおうちに持って帰って、ぜひ続きも描いてみてくださいね。

ちっちさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

Posted at:10:10

【レポート】夏のわくわく課外授業2023
関東大震災から学ぶ みんなの防災


毎年夏休み期間、小学3年生から6年生までを対象に、学校とはひと味違う学びの時間を体験するイベント「図書館で学ぼう!夏のわくわく課外授業2023」を、今年も行いました!

7月29日(土曜日)千代田区役所1階区民ホールで開催した講座は「関東大震災から学ぶ みんなの防災」

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千代田区内にある防災専門図書館の司書・学芸員の堀田弥生さん矢野陽子さんをお迎えし、今年で発生から100年を迎える関東大震災について、その時何が起こったか、子どもたちにもわかりやすく教えていただきました。

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講座は「みんなは"関東大震災"を知っていますか?」と、堀田さんの問いかけから始まりました。

「知ってる」「聞いたことある」と、ほとんどの参加者の子どもが手を挙げます。でも、言葉として知っていても、具体的にどんなことが起きたか知っている子は少ないのでは?

まずは写真や動画で、100年前の東京がどんな街だったか、人々はどんな暮らしをしていたかを見てみます。国立映画アーカイブが所蔵する「関東大震災映像デジタルアーカイブ」では、震災後に文部省が監修して制作された記録映画などの資料を見ることができます。

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関東大震災で亡くなった人はおよそ10万5,000人。これは日本で起きた自然災害で最大の死者数で、その9割が火災で亡くなったといわれています。

みんなの手元に配られたのは、千代田区役所周辺の地図が印刷された透明のフィルム。ここに、会場である千代田区役所や自分の家、自分の小学校、今日使った地下鉄・電車の駅など知っている場所にマジックペンで印をつけていきます。

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間に挟んであった紙を抜くと、下にはもう1枚の地図が。これは防災専門図書館が所蔵する『東京市火災動態地図』といって、関東大震災後に発生した火災が広がった範囲や時間を調べ、記録したものです。いま印をつけた身近な場所が、100年前の火災でどのような状況だったか、当時の地図で見てみます。

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地震が起きたのがお昼時で火災が発生しやすかったことは知られていますが、他にも台風の影響で風が強かったこと、当時は家財道具を持ち出して逃げるのが一般的だったことなど火災が広がった複数の原因を、関東大震災を記録した様々な資料から知ることができました。

講座の後半は、関東大震災のことを知ったうえで、これから起こるかもしれない地震に対してどんなことができるかを考えました。

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大きな地震が、家にいるときに起こったら?小学校の校庭で起こったら?千代田図書館で起こったら?それぞれの場所で気をつけなければいけないこと、また日頃からできる備えについても、資料や映像を見ながらみんなで考えました。

また、家の中では高いところにものを置いていないか、固定していない家具はないかなど、危険なところを日頃から見つけて改善すること、もしもの時のために水や食料を備えておくこと、避難場所を決めておくことなど、家族皆さんで考えてほしいことについても、矢野さんから参加者へ伝えました。

そして講座の最後には、千代田図書館の司書から3冊の本の紹介をしました。どれも今日の講座に関連する本で、防災のことや地域のことを知るのに役立つ本ばかりです。講座で学んだことをもっと知りたい、調べたい!と思ったら、ぜひ図書館に来てくださいね。

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「100年前の災害」と聞くと、想像できないとても遠い昔に思えますが、映像や写真、そして地図や本などの資料から当時の状況を知ることは、この先の災害への備えにつながることを子どもたちに知ってもらえる講座となりました。

堀田さん・矢野さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

Posted at:10:00

【MOFCAの庭からごきげんよう】窓ぎわのトットちゃん

千代田区障害者よろず相談MOFCAと連携し、おすすめの本をご紹介いただいている連載【MOFCAの庭からごきげんよう】。第9回目をお届けします。

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みなさま、こんにちは。暑中お見舞い申し上げます。今月投稿のMです。

今月の本は『窓ぎわのトットちゃん』

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『窓ぎわのトットちゃん』

黒柳 徹子/著

講談社

「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」
テレビの歴史の1ページ目から出演し、今もなお活躍する国民的な著名人 黒柳徹子さんの著書『窓ぎわのトットちゃん』。皆さんも子どもの頃に読んだことあるのではないでしょうか。この冒頭のフレーズは、校長先生が小学生のトットちゃんに繰り返し言うひとことです。

小学校に入学したものの、集団行動がよく理解出来ずに自由に活発に動くトットちゃん(黒柳徹子さんの幼名)は、楽しく通っていたはずの小学校を退学になります。困ったトットちゃんのお母さんがそんなトットちゃんに合う学校をと探してきた「トモエ学園」に転校。トットちゃんは校長先生に出会います。初日の面接で校長先生にノンストップで4時間も自分のことを話し尽くし、優しく"これで君もここの生徒だよ"と伝えられます。

そして学校生活では校長先生が折りに触れかけてくれる、この冒頭の言葉に安心するのです。そしてこのフレーズはその後の黒柳徹子さんの人生に寄り添う言葉になったと言います。

私はこのフレーズと、その時の先生とトットちゃんの雰囲気を、時折ふと頭に浮かべます。本当にそうだ。この世の中に悪く生まれてくる人などいないですよね。私もよく頭の中で「みんな本当に、本当はいい子だ」と考えるのです。そしてこの考えは自分も安心し、自分に余裕が出来ます。この本は子どもの頃に読んだのですが、大人になってから読み返し、この言葉が含む色々な意味に心をぐわっと掴まれる気がしたのです。

障害者支援というカテゴリーの中で仕事をしていると、障害はなんだか特別なことであり、仕分けられるのが普通のことのように思いがち。ですが、そもそもこの種類分けは本人達ではなく、仕事をする上の必要から、社会に作られたもの。

人はみんな同じはず。障害や問題を見るのではなく、その人(子)自身を見ることの大切さを、時に明確にしたいのです。

世の中はいろんな人がいて、共生している。そんな当たり前のことを、忘れがちですよね。

本の中のトットちゃんは、自由で素直です。嬉しいことをストレートに感じて、わからないことをすぐに聞く。その自由さは羨ましい一方、確かに今なら発達障害のカテゴリーで支援を受けることになるんだろうなと思います。果たしてカテゴリーや支援が必要なのか、私には不明です。

分けるから偏見が起こります。どんな人がいてもいいのにと思うところが大きいのです。身体障害があったり、色々な癖のある面白い子ども達が混じり合って毎日を過ごすともえ学園が、全て包み込んでいる世界。憧れます。世界中でミリオンセラーになった理由の一つは、こんな学校があったらいいな、という気持ちでしょう。でも40年、なかなか日本に誕生しないみたい。

長くなったので簡単に紹介しますが、お弁当の「海のもの、山のもの」を入れるところと、いただきますの前に歌う「よーくー噛めよ」のところ私が一番好きな話です。え?なんのこと?と気になる人は、ぜひこの本を読んでみてください。(校長夫人の芋の煮っ転がし、食べてみたいのです。)

最後に。この文章を書いていて、ふと知人にこのブログの話と本のタイトルを伝えたら、なんと発売から40年以上、「あの校長先生の雰囲気は表せないから」という理由で映像化されていなかったこの本が、今年の12月にアニメで映画化されると聞きました。びっくり!

校長先生は、初めてトットちゃんに会った日も、空襲でトモエ学園が焼けてしまった日も、黒の三つ揃えを着ていました。それは紛れもなく正装であり、子どもたちに敬意を持って接するという校長先生の気持ちの表れだと思います。

アメリカの爆撃機B29からいくつも焼夷弾が落とされた夜、トモエ学園は焼けました。その様子をじっと見つめていた校長先生は、隣に立つ息子に「おい、今度は、どんな学校、作ろうか?」と声をかけます。彼の子どもに対する愛情と教育への情熱は、学校を包む炎よりもずっと大きかったのです。



相談窓口としても、千代田区障害者よろず相談MOFCAをどうぞご利用ください。どんなささいな事でも結構です。

みはらしの良い居場所スペースもありますので、ただ休んでご自分のリラックスの場としてのご利用も大歓迎です。お待ちしております。

皆様、猛暑にてご自愛くださいませ。



MOFCAの連載【MOFCAの庭からごきげんよう】は、隔月の第2週目に更新します。

次回は10月です。どうぞお楽しみに!

千代田図書館9階 コンシェルジュブースで開催中の展示コーナー「MOFCAの庭からごきげんよう」も、この夏リニューアルしました!

これまでにブログで紹介した本を1冊ずつ展示していきます。ぜひお立ち寄りください。

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Posted at:10:30

日比谷図書文化館コンシェルジュ通信 vol.39:
今年も夏の暑さを和らげる打ち水が始まりました☆

今年も本格的な夏の訪れにあわせて、日比谷図書文化館も夕方のひと時、職員が「打ち水」を始めました。

この「打ち水」は、千代田区全域で広く行われているものですが、日比谷図書文化館も参加している「エンタの街 日比谷打ち水月間2023」の取り組みで行っています。

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【打ち水実施期間】開催中~8月31日(木曜日)月~金曜日(祝日除く)

         17時頃実施 雨天中止

【実施場所】日比谷周辺の企業・施設各所

      日比谷図書文化館では施設外周

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日比谷図書文化館の打ち水の様子

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7月21日(金曜日)「エンタの街 日比谷打ち水月間」オープニングセレモニーに千代田区観光協会観光大使「リラックマ」も登場!

日比谷の打ち水は、劇場や映画館、ホテルが立ち並び、東京の文化を象徴するエンターテインメントの街として親しまれています。この街を愛する企業や施設関係者が結束して、日比谷の街に涼を届けるために2011年に始まり、コロナ禍での中止はあったものの、今年で11回目の恒例行事となっています。

セレモニーにも日比谷を訪れたたくさんの方が参加されていました。

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当日の打ち水で地表温度が39度から31度に下がり、一帯が涼やかな風に包まれました。

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夏の暑さを和らげる昔ながらの知恵として、家の門前に打ち水をしていました。土埃を鎮め、清々しくお客様をお迎えし、また苔や敷石などを濡らすことで表情を作り庭を演出する効果として行われてきた「打ち水」。

最近、夏のヒートアイランド対策として広く見直されるようになりました。

各家庭でもできる簡単な「打ち水」は、①お風呂の残り水や雨水などの二次利用水を使用して、②朝や夕方などの涼しい時間帯に行い、③日向よりも日陰で、風通しの良い場所で行いましょう。

【打ち水に必要な道具】
230801-5.jpg バケツやひしゃく

【使用する水】
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【打ち水】
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イラスト:日比谷図書文化館 受付コンシェルジュ

日比谷公園*花だより

まぶしく輝く夏空に響きわたるセミの声、今年も夏本番となりました。今回は心の涼を求めて、打ち水タイムの夕方に日比谷公園を散策し見つけた四季の花をお届けします。撮影:7月29日
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サルスベリ。木肌がツルツルで冷ややかな感じがします。心の涼に一票!

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アメリカノウゼンカズラ。ぶら下がる枝の先に花が咲いてます。日中の熱風から少しだけ涼しくなった風にゆ~らゆら、、、こちらも心の涼に一票!です。

Posted at:10:30

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